【AT(^_^)/~】athokkaidoの北海道キャンプ

【現地から】
昨日の中継地点金張りの目的はここでした。


オンネトー国設野営場です。
様々な色を持つといわれる湖面ですが、いまは鮮明なエメラルドグリーンが素敵な雰囲気を出しています。




野営場周辺は携帯圏外ですが、車で5分ほどの雌阿寒岳温泉には4G電波があります。
国民宿舎野中温泉さんにお世話になっている最中ですが、ここも素晴らしい硫黄泉です。





ワイルドな雰囲気を楽しんでいます。

【オンネトー絶景：追記】とにかく綺麗です。

【レポート】
　本別町を中継拠点とし、早朝にオンネトーに向けて出発です。本別からは62km：1時間程度でしょうか。
　こちらも実は追分でご一緒したゴローさんが是非とも言ってみたいとお話されていたキャンプ場でした。まーどぅんさん、ゴローさんも今年初チャレンジだったようですね。

　まーどぅんさんレポ①　http://itumohutaride.naturum.ne.jp/e2745417.html
　まーどぅんさんレポ②　http://itumohutaride.naturum.ne.jp/e2746511.html

　GWに、尾岱沼に向けて走った道道に再びお世話になります。阿寒までいかずして、分岐です。




　分岐地点から約8kmで野営場です。しっかりと舗装されていますが、幅員が狭く、注意が必要です。



　オンネトー国設野営場　350円/大人1泊・200円/子供1泊

　16時から管理人が常駐されます。この際お支払いしましょう。
　こちらが炊事場とお手洗い、管理等です。綺麗でした。









　設営ですが、湖畔ギリギリには設営することはできません。


　しかし、湖面が見える位置への設営は可能です。
　駐車場からサイトまでは下り坂となっています。リアカー・一輪車・台座型一輪車の貸出がありますが、撤収時等にはフル稼働します。
　わたしも、オンネトーは荷物運搬が大変とあって、安価なキャリーカートを購入していきました。が、使いませんでした。
（いま一番気になっているカートは、「マグナカート」というカートです。いつかは欲しいなぁ）



　設営を済ませると9時を回っていました。9時からの日帰り入浴が可能な野中温泉別館におじゃまします。
　なんと、この野中温泉別館。ライズ社さんのキャンプガイドで50円の割引がいただけます。活用おすすめです。

　野中温泉別館：350円/人　キャンピングガイド活用で300円/人に。

　いろいろな成分を含む硫黄泉です。川湯のようにpH2というほどの酸性ではありませんが、若干酸性のよう（pH6程度?）です。
　石鹸が泡立たないということはありませんでした。


　看板犬です。


　ケロリン桶です。


　露天風呂ですが、すだれのみの仕切りであり、ちょっと恥ずかしいかもしれません。








　綺麗な温泉で、よいお湯でした。

　そして、ここの温泉。雌阿寒岳温泉界隈は、このあたりで「携帯電話電波4G」を捉えられる唯一の地点です。
　登山が盛んなことや、火山情報等の把握により、関連するインフラが整備されていると思われました。



　帰りには、再びオンネトーの良質ビューサイトを訪問します。







　オンネトー野営場の周辺には、湖のみならず様々なスポットがあります。
　例えば、マンガンの陸上析出が確認できる世界で唯一の場所である湯の滝や、湖岸探索および展望台軽登山があります。
　いつかはチャレンジしてみたいですが、雌阿寒岳登山も最高でしょう。
　それらスポットを素晴らしく見やすく整理したのがこちらのチラシです。


　先ほど入浴した温泉の情報等もあり、とにかく便利。私の中のイチオシチラシです。これ。東京の路線図（これも工夫されていますよね）と同じくらいうまくまとまっていると思います。関心しました。

　ちらしに従って、湯の滝にいってみましょう。往復1時間程度で開けた道であり、虫刺されの心配等も深いヤブにくらべれば少ないかと思います。おすすめです。






到着です。







　一昔前までは、然別峡の鹿の湯と同様、野天湯として入浴が可能であったとのことですが、マンガンにまつわる発見があり、入浴は影響があるとのことで、別の振替露天風呂が設営され、それも問題とのことで、いまは入浴不能とのことです。
　天然記念物ですから、しっかりとした保護が必要でしょう。
　なお、ここ、人為的に放流されたグッピーやティラピアが悪さをしているようです。マンガン析出に重要な菌が必要とするものとして酸素が挙げられ、その酸素を生み出す藻を熱帯魚が食べてしまうらしいのです。その駆除活動が続けられているようでした。


　湯の滝近傍にはお手洗いと展示休憩スペースがありました。


　さて戻ります。これがホントの三方六。。







　さて、戻って次は、登山靴に履き替えてさらに探索です。ちらしに従います。キャンプ場から湖の端まで探索し、展望台を登るコースです。
















ここから、展望台に向かいます。


展望台には雌阿寒岳監視カメラや気象測候施設がありました。


ちょっとだけ小高いかな。本当は雌阿寒岳からのオンネトーが最高なんでしょうね。


展望台の探検おわりです。



　汗だくです。ご飯とお酒の前に、ひとっ風呂浴びましょう。携帯チェックも行います。（とはいえ、重要な連絡は一切なかったです）。
　今朝ほど訪問した野中温泉別館の脇にある、旧野中温泉ユースホステルが日帰り入浴施設となった野中温泉におじゃまします。

野中温泉　大人200円　子供100円

　激安です。
　ちなみに営業時間は7時から18時までです。一方の野中温泉別館は9時から20時までです。さっきのチラシにも書いてあります。さすがちらし。






　こちらに見えるのが、廃業してしまったオンネトー温泉景福さんです。巨大な混浴露天風呂が人気だったようです。



　いいお風呂でした。
　早速ビールをいただきました。






　月が出ているからでしょうか、星空は、札内川園地・ポロトの次点です。星空観測を目的に訪問されているかたもいらっしゃいました。今回はちょっと残念でした。







　金張り中継キャンプを経た、8時入り一泊のキャンプでしたが、まるで2泊したかのように充実していました。
　ここでは、ゴミの受け入れもいただけます。このシーズンですから、入れ物にゴミが収まらない状態です。





　帰りには足寄町のみちの駅で休憩しました。
　足寄温泉も気になりますが、オープンの11時までまつことはできないので今回はスルーしました。





　せっかくなので、松山千春さんのお家も立ち寄りました。BGMは松山千春のオンザレイディオです。



　オンネトー。最高の場所でした。然別峡の夜天湯ではありませんが、野中温泉も身近で、ベスト3キャンプ場にランクイン確定です。
　ゴローさんありがとうございました。