160109 ニセコサヒナキャンプ場【初めての雪中キャンプ♪】

athokkaido

2016年01月09日 20:19

【現地からの速報】

生まれて初めての雪中キャンプです。
慣れないことや寒さに驚いていますが、全てが新鮮です。結構な方々が楽しんでいます。


厚着をしたので設営時汗を沢山かいてしまい着替えをしたのですが、あっという間に"カッチカチ"になりました。


【レポート】
 年始はツレがインフルエンザにかかってしまい大人しくする毎日でした。札幌でまったりするお正月も有意義でした。
 体調も万全となり、待望の連休。正月開けで身体が本調子でないなか冬キャンプへ突撃です。
 場所は、サヒナキャンプ場。冬期間オープンしているキャンプ場が少ないですが、敢えて雪が多いニセコにチャレンジです。
 予約ですが、営業時間が10時からでそれ以前の電話対応はいただけないようでした。10時に予約を入れいざ出発です。




 札幌から中山峠経由での遠征ですが、すごブル寒い。。。途中前を走る除雪車で走行速度が平均30km程度になったりしました。
 ちょうどお腹がすいてきたので、郷の駅で休憩です。




 お野菜の購入とおうどんをいただいたことがありましたが、今回はラーメンにチャレンジです。
 「麺屋 誠」さんで、つれは醤油、私は味噌をいただきます。700円のラーメンで優しい感じの大変美味しいラーメンでした。
 車を進めましょう。
 きました。




 札幌からは3時間を超えて少しでの遠征でした。

ニセコサヒナキャンプ場
1泊2日の入場料 (800円+冬期間200円)/1泊毎 スクリーンテント1000円/1張
※連泊でも入場料は再び計上となります。

 こちらが管理棟です。管理棟にはビールなどが販売されています。


 センターハウスには、お手洗い、炊事場そして薪ストーブ完備のお食事スペース休憩場があります。




 予約の段階で、オートサイトは埋まっているとのこと。夏期間は沢山のオートサイトがありますが、冬期間は稼働しているオートサイトは1つのみと見受けられました。それ以外は、設営・撤収時に除雪された道に車を進め、その後駐車場へ赴くフリーサイトタイプでした。
 とはいえ、このフリーサイトもサイト区画があってないようなもの。
 夏にはプライベートが確保された絶妙な区画が区切られているのですが、降雪すると区画どころでなくなります。
 管理棟へ赴いて、サイトの説明を受けますが、除雪された区画をつかわせていただいても問題ないとのことで、安易にそちらを使わせて頂きました。

 車をすすめて。。


 ここが今回の我がサイトです。


 我々はチェックイン時間の13時きっかりに到着し良質な場所を確保できましたが、後からくる方は、足で雪をこぎ、雪を踏み固めサイトを確保されていました。
 とはいえ、除雪サイトも予約状況によって作成いただけるようでした。こちらがサイト製作除雪の様子です。



 設営が完了しました。


 もう汗だくです。設営時には厚着しすぎることなく、ゴアテックスなどの通気性のよい上着が理想でしょうか。

 今回の雪中キャンプで必要と思ったものについて羅列してみます。
1. 布製ではない手袋。耐油ビニローブなどがおすすめ。
 布手袋(軍手を含む)は雪中にて一瞬にしてべちゃべちゃとなり復活が厳しいです。
2. マッチ
 ライターも暖めればつくのですが、低温下ではマッチがあると一発でした。
 コンロの圧電点火も期待出来ませんでした。これは圧電点火装置というよりガス側の問題かとも思いますが。
3. 暖房器具
 秋キャンプの暖房なしコテージで寒い思いをしてから意を決して購入した「フジカハイペット」でしたが大活躍でした。
4. 耐寒寝袋
 私はモンベルスーパースパイラルバロウバック#0を活用していますが、暖かい寝袋は必須でしょう。
5. 木杭
 雪中キャンプにおけるペグ問題です。今回は40cmの鋳鉄製ペグでしのぎましたが、木杭があればよいと思いました。
 ペグ問題はまた改めて検討したいと思います。
6. つけもの袋
 冬キャンプで結露は避けられません。また、凍りついた氷滴を完全に取り除くことは厳しいでしょう。
 撤収は、附属のキャリーケースでは確実に無理です。大きめのつけもの袋に封入する方法をとりました。

 あとは、温度計もあったらよいでしょうか。安物買いの銭失いで100円ショップで購入したバイメタル温度計は全然正しい気温を示してくれませんでした。


 そんなに冷え冷えではなかったのですが、0度ということはなかったでしょう。

 設営が終わり、ホッと一息です。ほうじ茶を温めます。


 早速焚き火も楽しみました。



 では、場内のご紹介です。
 センターハウスのお手洗いは水洗です。夏は女性トイレとなっているところで、冬には供用となり男性トイレは閉鎖されています。




 お手洗いの流しも凍結防止ヒーター完備でいつでも使用できます。
 



 センターハウスは暖かく、ここでお食事を取る方も大勢でした。







 炊事場もセンターハウス内にあります。



 我々は2泊したのですが、コテージ3組、オートキャンプ1組、フリーサイト7組のお客さんがいらっしゃいました。
 私は初めての雪中キャンプでしたが、他の皆さんはなれた様子でした。

 さて、テントに戻ってゆっくりタイムです。


 夜ご飯はあったかおなべにしました。コンロですが、パワーガスも持参しましたが、点火がすんなりといきませんでしたが、ノーマルガスで十分でした。


 途中の真狩で購入したお豆腐も美味しかったです。





 時々、ビュウビュウと雪が吹き付けます。


 そんななか焚き火に興じます。


 温度計は完璧に誤った数値をたたきだしています。



 夜も更けてきたので、換気に注意しながら、インナーテントで二次会です。



 さて、夜が明けました。夜中に「しゅーるるる」とテントから雪が落ちる音が幾度もしたのを覚えています。
 お!


 これぞ、雪中キャンプの極みでしょう。




 除雪に精をだしていると身体が温まります。
 早朝焚き火もチャレンジです。



 試していたことがありました。雪中冷蔵庫の作成です。


 お見事。内容物は凍っていませんでした。かまくらと同じ原理なのでしょうね。



 連泊なので、時間があります。車を除雪してニセコへお出かけです。



 ニセコはウインタースポーツ・温泉もさることながら、美味しいものも沢山あります。
 今回は、「ニセコミルク工房レストラン プラティーボ」さんをお邪魔しました。夏は大盛況で並ぶようです。今回は、朝からの出撃で、開店と同時にお邪魔しましたので見晴らしの良いお席をご案内頂きました。
http://www.milk-kobo.com/prativo/ 「ニセコミルク工房レストラン プラティーボ」










 メインディッシュにパスタを選び、サラダなどはビュッフェタイプでした。高橋牧場の飲むヨーグルトも沢山いただけます。
 大変美味しかったです。

 食後は、アンヌプリ温泉「いこいの湯宿 いろ」の日帰り温泉を楽しみました。外国人の方が多かったですね。

 さて、最後の夜を迎えにキャンプ場へ戻りましょう。


 うは。また、積もっています。



 最後の夜は、バーニャカウダ大会です。そして、道産トマトジュースをつかったリゾットもいただきました。









 翌朝ですが、降雪の無いときに一気に撤収することとしました。
 まずは、ペグの救出です。なくなりもせず、無事回収することができました。



 除雪をしつつ、結露を取り除きつつ、時間をかけながら撤収しました。







 お世話になったサイトです。立つ鳥跡を濁さず。綺麗にしてお礼の気持ちをもって撤収です。



 寒いからだを朝風呂で癒やします。管理棟で割引券がいただける「湯心亭」にチャレンジしてみました。
 内湯は小さいですが、非常に広い岩露天風呂があるよい温泉でした。あたたまりました。



 楽しい楽しい冬キャンプでした。
 それにしても、冬キャンプの結露問題。これを解決すれば◯◯賞をいただけるかも?そうそう。ペグ問題の検討も課題でした。
 車に入れた幕体ですが、このような状態で凍ったままです。



 是非ともまた冬キャンプをしてみたいです。

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